夢に迷って、タクシーを呼んだ
燃え殻のエッセイを読んでいる。
ほとんど、文学とは無縁だった男が、なんでここまでの文書を書けるのか。。。
無縁だったからこそ、、、、結局どう書くかではなく、どう生きるのか、それこそが創作の源なんだと改めて思い知らされる。
東京オリンピック2020
こんにちは。
ようやく色々あった東京オリンピックも無事?終わりましたね。。。
やはり無観客というのは、どうも盛り上がりに欠けましたね。
スポーツ観戦において観客の歓声、声援、あるいは悲鳴がいかに大切な演出だったのか改めて思い知らされました。
野球の金メダルの瞬間なんてホント観客がいたらもっともっと盛り上がっただろうなぁ、、、、まぁこればかりは仕方ないんだけど。。。それでもこれだけの社会状況の中よく開催したと、、、、
でもこのオリンピック、ほんと日本にとって良かったんですかね??
エンブレム、国立競技場の設計、組織委員会、開会式の演出、そしてコロナと、誰がここまでの混乱を予想したでしょう?!
「Tokyo!」と決定した時から個人的にはなんだ結局東京か、、、福岡とか北海道とか日本には東京以外に開催できる都市は無かったのかな?なんて少し思ったりもしたんですが、まぁやると決まればやはり期待はしてたんですがね、、、、
ふと思うのは、安倍元首相はじめ日本人のある一定の年齢以上の人は、オリンピックを過大評価してしまっていたのではないでしょうか。前回の64年のオリンピックがあまりにも日本にとってエポックメイキングなイベントだったんであれを日本がもう一度体験すれば、、、、なんて思っていた節もあるんじゃないでしょうかね〜
皮肉になちゃいますが、前回のオリンピックが日本の高度成長を告げるイベントだったとすると、今回のオリンピックは、日本の成長の終わりを告げるイベントになったのかもしれませんね、、、そしてこのオリンピックを見ても大阪は万博を開催しようとするのでしょうか??するんでしょうね。こーゆう国際的なイベントはなかなか中止というわけにはいかないだろうことは今回のオリンピックでイヤというほど思い知らされましたもんね。
あとはパラリンピックが無事開催されて無事終わってくれる事を願うばかりです。
とはいえ、開催されればTVでガッツリ見てるんですけどね!
ゴールデンカムイ
こんにちは。
ようやく梅雨も明けそうでまたあのうんざりする夏がやってくるんですね。。。。
そんな中、最近はAbemaTVにハマっています。
そのアベマにて最近一挙配信されていたアニメ「ゴールデンカムイ」これにまた絶賛どハマり中!
コミックで人気が出ていることは知っていたんですが、なんとなく手に取って読んでみる気になれなくて、そんなときにAbemaTVで配信されていたアニメの方を何気なく見ていたら、、、もうドはまりですよ!
一言でいうと冒険活劇になるんですかね??
舞台は日露戦争後の北海道。激戦の日露戦争で生き残った男「不死身の杉元」
死んだ戦友のためお金が必要な杉元は北海道の森の中でケチな砂金探しをしていた時にひょんなことから北海道のどこかに眠っているアイヌの金塊の話を耳にする。
最初は与太話だと思っていた杉元だがあるものを目にしたときにそれがただの与太話ではないのでは⁉と一獲千金の野心が芽生える。しかしそこは北海道の森の中、そんな杉元にヒグマが襲い掛かる!不死身の杉元もその大きな化け物を前に死を覚悟する。そこへアイヌの少女が・・・
このアイヌの少女アシリパと杉元の運命のめぐりあわせと金塊をめぐる大冒険が始まる!
とまぁ、こんな感じでスタートするわけですが、ここに、日露戦争で最強と謳われた第七師団、あの土方歳三率いる元囚人連中が各々の目的のためにこの金塊に近づいてくる、まさに三つ巴の戦いが繰り広げられるわけです。昨日の敵が今日の味方、そして明日にはまた敵になり、金塊の重要なキーパーソンとなるのっぺらぼうなる男に会うために網走刑務所に向かう。。。
なぜこんなにも面白いのか?まず、敵味方乱れての三つ巴、開拓期の北海道各地に散らばる金塊のありかを示すあるモノ、そして魅力的な登場人物。
これらの要素が揃って面白くならない、訳がない!しかもアイヌの文化も知ることができて、ホント話題になるのも納得。
AbemaTVでは第二期まで一挙配信されていて、一気に見させていただきました。もう次から次へと展開する物語にドキドキ、ワクワク。
で、アニメにハマった後にコミックも読み始めているんですが、、、、これが、、、もちろん面白くはあるのですが、、、なんでしょう、、、いままだ3巻で、アニメで見ていて物語の展開が分かっているからなのか、何故かアニメ程はワクワクしないんですよね〜イヤ、面白いんですよ!、、、ですが、先の展開が分かって、、、、、いるからなんですかね〜⁇あと、多分音楽も良いんですよね、アニメの方は。毎回最後のに良い感じでエンディングが流れくる、あのシティハンター方式なんですよね。そう、オープニングとエンディングがカッコいいんですよね。
これまたAbemaTVで配信されている呪術回戦もそうなんですがやはり今のアニメって音楽がかっこいいんでテンション上がるんですよね見てて。呪術回戦はコミック読んでてまぁ面白かったんですが、なんだかな~と思って2巻くらいで読むやめちゃったんだけれど、土曜日の夜に地上波で見るものもなくて何となくAbemaTVにしたら呪術回戦やっていてまたまた何気なく見ていたらやはりこれもコミックにはない音楽と映像によるテンポの良さで見ちゃうんですよね。。。しかもあの五條悟の領域展開した時のカッコ良さたるや、、、これもアニメだと倍増されまよね!
アニメ制作する人ってホント優秀ですよね!まぁもちろん原作の良さがあってのことは言うまでもないんですが。コミック、漫画がしんどく感じてしまうのは、年のせいなんでしょうかね~??
とにかくツタヤならまだ新作でレンタルするようなこんな話題作を無料で見れちゃうAbemaTVって優秀すぎ!(この「優秀」とか「無能」とかも思いっきりAbemaニュースのひろゆき氏の影響(笑))
アニメのゴールデンカムイはまた第3期が始まるようで舞台は北海道を通り越して樺太へ!オープニングとエンディングの音楽も含めてホント楽しみです!AbemaTVではいつ配信されるんだろう??地上波でも放送されるのかな??でも、なかなか地上波では難しそうな描写もあるんでやっぱ配信だけなのかな??
またそのうち1期、2期に一挙配信もあるでしょうからまだ見てない人は是非!
あ、コミックも面白いですよ!!(笑)
イントゥザワイルド
こんにちは。
「イントゥザワイルド」というアメリカの映画を見ました。
ツタヤで、アカデミー賞関連のコーナーに一枚だけこそっと置いてあるのを何気にっ手に取りジャケ裏のあらすじを読んでいたら、若者、孤独、旅そして・・・みたいな言葉に妙に心惹かれて今週の1本とすることにしました。
裕福で優秀な成績で大学卒業を果たした主人公クリスは、卒業と同時に誰にも告げることなくその姿を消してしまう。
身分証明書を切り捨て、残っていた学資金をほぼ全額寄付し、残りは燃やしてしまう。
クリスの幼少期からの家族との記憶が両親への、そしてその両親の属している物質至上主義の世の中へ対する反発となって彼を旅へ駆り立てたのかもしれません。
物語は、旅の道中で出会うまさに様々な体験と人々、そこに妹のナレーションが挟まれて進んでいきます。
2年に及ぶ旅の最終目的地アラスカに彼は一人で静かに入っていきます。見渡す限り自分以外の人間がいない大自然のアラスカ。彼はそこでうち捨てられた朽ち果てたバスを発見しそこを拠点としこのアラスカでの孤独な生活をスタートさせます。
徐々に減っていく食糧。うまくいかない狩。返ってこない言葉。そんな孤独で原始的な生活の中彼はある一つの想いにたどり着く「幸福が実現となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」この想いにたどり着いたとき彼は、町へ戻ろうと決心する。しかし、自然の厳しさはそれを許してはくれなかった・・・
簡単に言うと「自分探しの旅」なのかもしれないし、世界中若い人間の考えることは、一緒なんだなぁ~なんて思いながら、見ていました。
ただ、道中の様々な経験とそれに伴うクリスと彼と交流する人々の心情が丁寧に描かれており、だからこそアラスカでの孤独がより一層深みが出たのかもしれません。
社会的な生き物である人間はやはり一人ではどうしたって生きてはいけないのだと、圧倒的な自然の前で思い知らされる。そんな事実に向かい合ってラストにクリスが見たアラスカの空には一体何が映し出されていたのでしょうか。
実話をここまでエモーショナルな映像に仕上げ切ったショーンペンには脱帽です。
実は自分も20代の学生時代には、でっかいリュックを背負って、いわゆるバックパッカーとして海外一人旅をしたことはあるんですよ。
だからこんな旅をもっと若い時に自分もやりたかったなぁ〜なんて思って、、、、でも、もはや腰痛持ちの40半ばのおっさんだとそもそもあのでかいリュック背負って走り回れんわな〜と思って遠い空を見上げるしか無いのでした、、、、
それにしてもアメリカのアテの旅はやはり半端ないですね・・・
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ドラゴンクエストユアストーリー
こんにちは。
「ドラクエ」
我々40代にはどうしたって避けることのできなかった通過儀礼となりました。
新作が発売されるたびに社会現象となり学校休んで買いに行く輩まで出てくる始末。
自分もそのムーブベントに見事に巻き込まれていた健気な少年の一人だったのです。
今のように大型の家電量販店が町中にあるような状況ではなかったので近くの商店街にあるおもちゃ屋に予約してって感じでした。それでもなかなか買えなかった中、どこかの雑居ビルにファミコンのカセットを売ってくれる事務所があってそこなら比較的手に入りやすいとの情報がどこからともなく流れてきて、そこで発売後すぐに買えた思い出もあるんだけれど、今考えたらあそこは一体何の事務所だったんだろ??
子供に夢をまさに売っていた商店街のおもちゃ屋もあの雑居ビルの事務所ももうないんだろうなぁ。。。
で、少し前に「ドラゴンクエストユアストーリー」なる映画が公開されていて、なぜか少し気にはなっていて観にいこうかなぁなんて思っている間に公開が終わりツタヤで新作落ちするのも待っていたら、無事アニメコーナーの「た行」の棚に追いやられてるのを発見。110円でレンタルすることに。
物語はドラクエⅤ天空の花嫁がベースになっていて、確かに自分がプレイしたドラクエシリーズの中でもⅤが一番面白かった気がします。
日本産のCGアニメーションってなかなかこれ!ってやつがないんだけれど、ドラクエは元がゲームだった性質上このCGという表現が馴染んでいたのかもしれませんね。見ていても違和感なく自然と見てられました。なにより、物語が良かったですよね!プレイしている時もあーそういえば、ビアンカとフローラを選ぶとか石にされちゃうとか、あったよな!~あったよな・・・あったよね??
と、とにかくこーやって一つの物語として改めて接するとドラクエってシナリオが良くできていたんだなーと感心します。
子供たちが夢中になる冒険活劇を我々の世代は文学だけではなく、漫画だけではなく、アニメだけでもなく、ゲームでまさに体験できていたわけです!なんとも幸せなことじゃあーりませんか!?(チャーリー浜風)当時の大人たちが当時の子供たちを夢中にするためにこれだけの物語を作り上げしかもゲームにしてくれていたんですね!いつの時代にも夢を見るのは子供の特権だしその夢を用意するのが大人の役割、そんな大人と子供の関係こそが豊かな社会を構築していくのだと今ドラクエに接して思ったりしました。まぁ経済活動としての需要と供給があることが前提なのかもしれませんが・・・
で肝心の映画の物語の方は、おなじみのキャラクターたちがおなじみの音楽にのせて冒険が進んでいきます。個人的にはビアンカは魅力的だったし、主人公のリュカが少しおっちょこちょいのキャラだったのも良かったですね。
そして、本当の敵キャラと対峙する、衝撃?のラスト。
このラストが賛美両論だったみたいですね。
どうなんだろう?ドラクエに愛情が強ければ強いほどこのラストは受け入れられなかったのかな??自分は、まぁそこまでドラクエに強い愛着があるわけではなかったので、ひとつの映画の物語としてこのラストは全然アリだなと。このようなラストでドラクエの価値が損なわれることはちっともないわけです。なぜならドラクエはもはや我々のノスタルジーを満たすだけ物もではなく、日本のエンタメの財産でありある意味古典といってもいいのかもしれません。この財産をどのように活かすかはあの時子供だった我々の世代が我々の世代なりのドラクエを引き継ぎまた次の世代にバトンダッチしていけばよいと思うわけです。
・・・エヴァといいこのドラクエといい個人的思い出が実は個人的な思い出ではなく社会の共通の出来事に対する思い出だったわけで、この共通の思い出こそが歴史という名の社会の財産になるんでしょうね!
で、またドラクエがスマホでできるんですよね!1.2はクリアしたんで、このGWはドラクエ3そして伝説へ・・・でステイホームだ!
で、またいつかⅤもやらないと!
ちなみにドラクエをクリアすることって地域によって言い方が違うの知っていました?
「消す」とか「全クリ」とか・・・我々の地域では「解く」って言っていました。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。