butterfly76(40代男)の日々

40代男の仕事、お金、趣味、にまつわる日々

シン・エヴァンゲリオン(ネタバレ必至⁉)

こんにちは。

 

いや~観てきましたよ!

 

「シン・エヴァンゲリオ劇場版」

 

3.11東日本大震災から10年のこの日に、たまたま会社が休みで中ノ島の病院へ野暮用で行ったついでに・・・いや、病院がつでだったかな・・・

 

中ノ島から梅田までテクテク歩いて向かいました。

 

緊急事態宣言が解除されたとはいえ平日の昼時の梅田は心なしか人手も少ないように感じました。

 

梅田での上映は、TOHOシネマズ梅田とブルク7だったので、空いていそうなブルク7に絞って例の駅前ビルの地下の金券ショップにてチケットを物色。

 

いくつかのショップを回って一番安かった1500円でブルク7の鑑賞券を手に入れました。まぁ一番安いといっても20~50円くらいの違いなんですがね。

 

で劇場へ行ってチケットを購入。

 

13:40の回だったんですが、チケット見ると13:40~16:30と・・・え!?3時間近くあるの??と少し驚きながらロビーで待つこと数分。周りを見ると、たしかに「大きなお友達」もいましたが、意外に学生っぽい若い子が多いな~なんて思っていたんだけれど、まぁ平日の真昼間なんだから当たり前か・・・逆に若い子からしたらいい年したおっさんが、・・・どー見られていたんだろう??

上映10分前に開場したんで長丁場に備え売店ペプシ、レギュラーサイズ360円を購入。観客はさすがに閑散としたもので、やはり少し安心しました。

 

さて、肝心の本編は・・・ここからはネタバレ100%なんですが、とにかく良かったですよ!

 

特に物語の前半はQでは全く登場しなかった、鈴原トウジ相田ケンスケらが登場。彼らの新たな姿を画面で確認したときはホント個人的に嬉しかったです。そして大人になった彼らはまた我々を違う場所へと導いてくれるのです。もう一つのエヴァの物語・・・いや今回はきちんとした本編として騒々しくはない驚くほど穏やかな非日常が描かれていきます。そんな生活の中で立ち直っていくシンジ。ここで描かれる生活は、これまでの激しい映像のオンパレードだったエヴァにおいて少し落差があるので違和感を感じる人もいるかもしれませんが、自分は個人的にはエヴァの最後にこの情報は絶対必要だったと思いますね。あのトウジが、ケンスケが・・・ニアサー後、力強く生き抜き、そして・・・ささやかながらも幸せになってまた我々の前に現れてくれた、それが本当に嬉しかった・・・

 

とはいえ、そこで物語は終わるわけもなく、シンジは自らの意志でアスカとともにヴンダーに戻る。

 

そして父ゲンドウとの最後の対決という名の対話に臨む・・・マリの「必ず迎えいく」という言葉を受け・・・

 

綾波レイ式波・アスカ・ラングレー渚カヲル、・・・皆、シンジに導かれるように自らの道へと歩んでいく・・・そして最後にシンジ自身を待っていたのは・・・

 

マリって劇場版から突然あらられて、あまり好きではないキャラクターだったけれど、やはりなくてはならない存在だったし、あと例のウォークマンっぽいやつ?あれも時代が作品を追い越しちゃって、どーしても時代遅れを感じてしまうなんて思って見ていたけれど、最後の最後に物語に深みを与える「大きな小道具」になってくれたんですね!

 

ホントあっぱれ!です!!

 

これにて20年以上にも及ぶエヴァの物語は完全に終わりました!

 

自分にとって、25年前アベノのツタヤから始まったこの「エヴァンゲリオン」という物語。

そこから時代を共に歩んできた一人として、この瞬間が感慨深いものであることは間違いありません!

 

そして物語の中でシンジは、皆を導き自らも旅立っていきますが、、、我々は、・・・少なくとも自分は、あの25年前のアベノのツタヤにいた時のまま結局、何者にもなれず、どこへも行けずにまた一人でテクテクと梅田の街を後にするのでした・・・

 

「さようなら全てのヱヴァンゲリオン」そして「ありがとう」

 

終劇

 

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