butterfly76(40代男)の日々

40代男の仕事、お金、趣味、にまつわる日々

エヴァンゲリオンその3

こんんちは。

 

で、エヴァンゲリオンのテレビシリーズを改めて見直したわけです。

 

地元のツタヤには、あれから20年以上経った今でも各巻4~5本づつあるわけですよ。

もちろんすべて貸し出し中なんてことはなく余裕で借りられるんですが、それでも1・2本は貸し出し中の場合もあるんでやはり時の洗礼を受けても生き残るのは名作である唯一無二の証拠なんでしょう・・・ね・・・おそらく・・・

 

といいつつも、見直したのももう今から1か月以上前の年末年始だったんで、細かいところは早くも忘れています。

なんで今思うシリーズ全体のざっくりした感想は、やはり最初はSF学園モノ的な感じで軽く見られるという20年前の感想とだいたい同じでした。

ただ、唯一最大違うのが、見ている時代が1996年か2021年かの違いですよね・・・

確か物語の舞台はセカンドインパクト後の2015年?くらいでしたよね??今は、それからさらに6年経過しているわけですよ。。。

シンジ君が愛用しているウォークマン的なもの?あれも時代を感じます。まぁ、セカンドインパクトなんていう地球規模の災害があった後ではスマートフォンなんて開発する余裕もなかったんだろうけど。。。

ちなみにシンジ君のお母さんであるユイさんのお墓のようなものをみると1977年生まれだということがわかります。ということは自分の一コ下。2021年に生きていたら御年44歳。まぁ妙齢な中年女性ですね。

ちなみに妙齢ってどーゆう意味なんでしょう??

村上春樹の何かの小説で女性はいつでも微妙な年齢だ、みたいなことを読んだ気がするが、、、まぁそれはさておき。

で、やはり中盤から後半なるにつれて物語はどんどん人間の深層心理の部分へ切り込んでいきます。

20年前はこのあたりで何となく見なくなったんだよな。。。

20年以上たった今は、結局他にすることもなく見続けることができました。

そしてあの衝撃の最終回・・・

当時何かのテレビ番組でオタキングこと岡田斗司夫氏が「エヴァンゲリオン芥川賞を与えるべきだった!」なんてコメントしていて、何言ってんの⁉やはり意識高い系(当時そんな言葉はなかったはずだけど)オタクの言うことは違うな、というか何言ってんの⁉やはりオタクの地位を向上させた人は言うことが違うな、というかなにゆーてんねん⁉と当時3回くらい自分の中でラリーしてツッコんでいいた気がするんだけど、今回初めて最終回まで全部見て、このコメントはあながち間違っていかった、、、ただオタキングだしなー、ただ、的は得ていたのかなーただ、あのオタキングだしなー・・・なんてまたラリーが始まり、無限ループこそが人間の本質であるというエヴァのテーマについにたどり着く、のだった・・・なんのこっちゃ・・・

たしかに芥川賞って「僕って何?」的な作品が選ばれる傾向ですもんね。

 

シリーズの中で印象的だったのは、加持さんとミサトさんが知人の結婚式の帰りに二人で夜道を歩くシーン。いくつもの街灯が規則正しく並んでいる以外に何もない夜道を歩く二人。たしか最後にミサトが加持さんに泣きついていた気がするけど、そんなことはどーでもよくて二人の大人が夜道を歩く、何気ない会話をしつつ。なんかそれがとても印象に残っています。いつか自分もそんな物語を、ただ二人が(それが男なのか女なのか子供なのか、大人なのか)ただただしゃべりながら夜道を歩く、そんな物語を作ってみたいなぁ、、、なんて、、、思いました。

 

あと、最終回のもう一つのあったかもしれないシンジ君の日常?

綾波レイがパンをくわえて学校まで走っているシーン。

確か以前ネットで綾波レイがパンをくわえているシーンを静止画で見たことがあって、てっきりどこかのイラストのうまい人が描いた同人誌的な画像だと思っていたんだけれど、あれってきちんと本編で描かれていたシーンだったんですね!!あのクールでしかない綾波レイが生き生きとした今どきの女子中学生になっている貴重なシーン。あのもう一つのエヴァの物語もぜひ見てみたいですねー映画版のシリアスな物語が終わったらぜひオリジナルビデオ(古い)・・・いまだったらネットフリックスかなんかでぜひやってほしいですね!

 

 

さて、ここで改めて自分の中でエヴァンゲリオンを振り返ってみて、熱狂的なファンでは全然ないけれど、やはり同時代を過ごしてきた一人として思い出深い作品であることを認識させられました。

ここにコメントを寄せることで最後の新作がこれまで以上に楽しみになってきました!

 


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告【公式】

 

宇多田ヒカルの曲もとてもクールですよね!

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。